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負け犬目前の奮闘記。来年、半年後の今頃はどうなっているんだろう?そんな事を思いながら日々つづっています。


by dita_lisa
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ドンドレット→アイスホテル

今日は朝昨日早くに寝たので、さすがに早く目が覚める。
お腹もすいている。実は。。。

昨日買っておいた『ラップランドチーズ』
とやらを食べてみる事にする。
コーヒーに2センチ角ぐらいにして入れて
食べるものらしい。
この地域の、特徴的で、とっても伝統的な食べ物らしい。
そして、その感触はとっても表現しにくいと、
店員さんが言っていたので、とても楽しみ。

早速お湯を沸かして、コーヒーを入れる。
ナイフで切って入れてみる。
そして、食べる。。。。

たしかに、表現しにくい。。。
『モッツァレラチーズを油抜きして、味をなくした物』
こんなかんじ。
甘いって聞いてたけど、大して甘さは感じないなぁ~

これを食べた後、お気に入りのサウナに入る♪
汗をだらだら~っとかいて、きもちよくなってから
腹ごしらえ!!ってことで、朝食会場へ。
もりもり、食べて、
いざ!!アイスホテルへ・・・。

タクシーにて、小一時間。
信号もない道をずーっと進んでいく。
まわりには、野生のトナカイ。もみの木。そして、氷の張った湖。
おんなじような景色なのに、何を観ていても美しい!

ドライバーさんは癖のある英語だったけど、とってもフレンドリー
色々、話しをしてくれる。
私は助手席に座って色々話をする。
これがたのしい
スウェーデンの一般的な生活、食生活とか、

『今は一番いい時期だよ、日も長いからね、
それにちゃんと夜もある。知ってるでしょ?白夜の事。
勿論その逆もあるんだよー一日中真っ暗な日もね。』

『白夜の時どうするの??体の具合悪くならない??』
『そんな事ないよー好きな時におきてね。
なんなら、夜中の1時にゴルフしたりできるんだよーいいでしょ?』

だって、なんかすてき!!


「スノーモービルとかやってみたいのー」なんていうと、
「きっとできるよーあと、フィッシングは?」
「あの、湖に穴空けるやつ?!」
「そうそう、やったらいいよ」
「そんなのするところある??」
「あるよー!!きいてみたらいいよ。
なんなら僕がきいてみてあげるよ!」


とか、そんな話しをていたら、
おまちかね!
今回の旅のメイン!!
12時前『アイスホテル』到着です!

まず、レセプションへ。

あれ??ここは、、、普通。。。
あたりまえである。
普通のところじゃないと困るよね。。。
普通の部屋もあるんだもんね~

ってことで、色々システムを聞く。
首から提げる番号札みたいな物が、お金札なんだよーとか、
サウナは5時以降混浴になるんだよー
とか、アイスバーは1時までだよー←一番大事な情報

で、
「今日はコテージだけど、明日アイスホテルに泊まるでしょ?
この後、1時、3時,5時からアイスホテルツアー
ま、言って見たら、ここでの生活をどんな風にするか、って事を
説明するからきてね。英語とスウェーデン語だけだけど、フリーだからね」

との事、
部屋がまだ一室しか用意できてないとの事だけど、
別にかわまないよ!
ってことで、とりあえず、私達のコテージまで、荷物を運び入れる。
そして、母親達に、ホテルの案内を説明する。
これ、とっても仕事みたい。。。

ま、まずは、、、腹ごしらえ!!
ってことで、昨日スーパーで買ったものを食べる。
とってもウキウキ。ニシンとか、キャビアとか☆

『お酒冷えてないよ』
『あ!雪!!雪入れてたべよ!!』


『ビバ!アイスホテル!!』
と、大興奮で食べる。

う???う???
からい、、、あんまり、、、やね、、、


今までのテンションとはうってかわって、
みんな黙りこくる。。。

おもわず、

『3時のツアーじゃなくて、1時のツアーでアイスホテルめぐりしよ』
と、言う事になる。

ほっとんど食べる事無く、ツアーに参加。

マリアというとっても素敵な女の子が案内してくれる。

私達以外は南アフリカから来たという二人。
それ以外のスウェーデン人はスウェーデン語のツアーに参加。

私達は英語。
母親の友達一人は学生時代、アメリカで小学生に英語を教えて
いたぐらいとってもパーフェクトな英語を話す。
でも通訳とかはあんましてくれないのですわ。。。
私なんかよりすごいのにねー
私は母親に通訳してあげたいのだが、通訳時間をくれないから、
ちょっと困ってしまう。

母親ははっきり「わっからへんわ~」といっている。。。母。。。

寝袋の入り方、寝るときの注意。
サウナの使い方なんかを説明された後、いよいよ!!
アイスホテル入場!!
中は-5度に保たれている。
この時期ダンダン暖かくなり、外気は今3度ぐらいになってしまっている。

ちょっとさむいね~なんていいながら、スウィートルームとかを見る。
あーとってもらぶりー!!
TVでみたとおりだわ!!
でもTVでみる100倍よいかんじ!!!すてき!!!

水よりも透明なんだよ~
とか、
彫刻とか、もー全てがラブリー!!

ほいでもって、遂に!!遂に!!

『アイスバー』

ここに!!ここに私はきたかったのよー!!!

アイスバーにて、マリアさんの説明は終了。

これで帰るなんて帰れません。
勿論飲んで帰ります!!

うきゃー!ちょーらぶりー!!
めっちゃくちゃおいしい!!!

100skrは安くはないけどたかくないわ!

そして飲み終わると
『この氷のグラスまた使えるから、
ちゃんと部屋の外において保管しておいてね。』
との事。

おかわりは80skrで飲めるのです♪

おいしいねーと大満足の後。
お部屋に帰り、

いざ!!!

と、次のアクティビティー!

アイスフィッシングです。

穴を空ける機械と、釣具。
それをフロントでかりる。

アクティビティーの係りのベロニカに
「ガンバッテとってくるからね!!報告まってて!」
なんていいながら、いざ向う!!

氷の上に誰もいない。。


いざ!穴を開けるのだが、全然あかない。

そしたら、

『どうしたの?たすけてあげるよー』
とおじちゃんが登場。
おじちゃんが「かしてみな!」
って感じで、ドリルを使ってあけてみるが、全然氷が削れない。
『これ、刃がダメだね変えなきゃダメだよー
良かったら僕が一緒に行ってあげる。誰かついてくる??』


といわれて、即わたくしドリルを抱え、
スノーモービルの後ろに乗り込んでビューンとレセプションまで向う。
話しをしてみると、キルナでポリスマンとして活躍した後、
犬ぞりのスタッフとして、息子を支えているんだとか
のんびりしている国柄だからか、氷の上に母親達を残しているのに、
おじちゃん、友達を見つけると、いっぱい話をしている。
それも「彼女達うまく穴が開けれないって言うから~」
なんていう話を友達に話しをしている。

その友達は必ず私に向って英語で
『お魚つれるといいね!』といってくれた。

そんなこんなで、母親の元へつくと、
彼は即『みててよ~』
とばかりにドンドン穴を開けていく。

おー!!!!


彼が穴を開けてるのを見て、
彼の友達が「なにしてるの?」なんて又寄ってくる。
彼が、さっきとおんなじ話しをしている。

なんかいい街なんだな~なんて思っちゃう。


『タック(ありがとー)』

と言って彼とお別れ。

その後の私達はご想像の通り、、、、
30分もしないうちにおわりました。

でも、穴開けるのめっちゃくちゃたのしかったよー!!


いったんお部屋に戻り、ディナーはホテルのレストランへ。
とっても、とっても、スローフード。
私はいいんだけど、母親達は体力限界。って感じ。

こんな状態で、アイスホテル明日泊まるのはムリだな~
なんて思った私は、夜、母親とレセプションへ行き
もう一泊ノーマルの部屋が取れないか交渉してみる。
すると、1部屋譲ってくれた!やっほーい!!
値段は安くないけど、スウェーデンの物価の高さを考えると
決して高くない!
ほいでもって、4人やし、ほいでほいでもって、
『2500skr はちょっと高すぎるから、2000skrにしてあげる』
と嬉しい事もいってくれちゃったりする!感謝!!

その話しを母親達にすると大喜び!!
あーこれで、お昼寝も出来るし、荷物の心配もしなくていい!!
よかったよかった!!!

安心した後。夜のアイスバーへ行く。
おいしいね~と母親と話しをしていたら、
スウェーデンの人とかイギリス人とかがいっぱい入って来る。

話しをしてみると、ほんとスウェーデンの人って英語が綺麗。
そして、っても素敵な返しをしてくれる。
私もそんな風にスマートに返しができたいな~
なんて思いながら話をしていると、

オーロラを観に来たらしい。

『え?スウェーデン人なんでしょ???みたことないの??』
『みれないよースウェーデンの僕たちは南の方から来てるからね』
『はぁ~そうなのね。私てっきりスウェーデン全部で見れるとおもってたわ。
だから、アイスホテルを楽しみにきたんだって』
『そんなわけないよ!マイナスの世界ばっかりじゃないんだよー』


なんて会話をしながら、今日の夜は終わっていきます。

そして、今日の夜中に冬時間から、夏時間へ変わって行きます。
by dita_lisa | 2006-03-25 22:56